採用お手伝い通信

2023.03.14

「いい子症候群」について

 日頃は格別のお引き立てをいただき、ありがたく御礼申し上げます。

株式会社広報企画センターです。
 
4月入社の新入社員を迎えるにあたり、引き続きZ世代について勉強しています。
今回は、金沢大学の教授である金間大介さんの書かれた
『先生、どうか皆の前でほめないで下さい―いい子症候群の若者たち』から学んだことを共有させていただきます。
 
「いい子症候群」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
私もこの本の紹介文を見て初めて知りました。
 
Z世代の中でも「いい子症候群」の若者は他人との差があらわになる状況から逃げたがる。
目立つこと、浮くことを恐れ、
主体的な提案や決定をさけたがる20代の若者たち。
 
競争を強いられたら平均点を取りに行く。
頼まれたらやるけれど自分からは動かない。
 
そんな姿勢に心当たりはないでしょうか。
 
彼らをやる気にしたいなら「目の前の大人がまず挑戦する」姿をみせる。
挑戦して、失敗して、そして次は失敗しないように周りをまきこんでいく。
その中で「協力してほしい」と呼びかける姿に対して若者たちは協力姿勢を見せるそうです。
 
もちろんすべての若者がこれに該当するわけではないと思います。
ただ、「身近な人の為なら頑張れる」けど、「責任は取りたくない」というせめぎあいの中で
自信のない目標には挑戦したくないという気持ちはわかります。
 
成功体験を積むことで彼らが後輩の面倒をみることができるようになれば
自信につながり、定着にもつながると思います。
学びを人に伝えることで学びのPDCAを定着させる、そんなことを考えさせられた一冊でした。
 
あわせてこちらも参考にしてください
■ジョブズリサーチセンターより
採用の知恵袋~面接辞退防止、見落としがちな求人票の穴~
https://jbrc.recruit.co.jp/chie/chie20230314_2629.html
 
<学生版>求職者の動向・意識調査2023 Vol.1「学生アルバイトの変化が分かる、2018・2023年調査比較」
https://jbrc.recruit.co.jp/data/data20230224_2612.html
参考になりそうな情報はどんどん共有させていただきます。
引き続きよろしくお願いいたします。

2023.02.24

最低賃金について

 日頃は格別のお引き立てをいただき、ありがたく御礼申し上げます。

株式会社広報企画センターです。
 
4月入社の新入社員を迎えるにあたり改めてZ世代について勉強しています。
ひと昔前には学校で学ぶことは「協調性」でした。
それが「個性」を重視する教育に切り替わっているのはご存じの通りです。
「自分が何をしたいか」を発信できる環境で育った彼らは
「ひとつの職場に固執しない世代」とも言われています。
言い換えれば「頑張れる職場を探し続けている」ということだと思います。
「評価される」「自分の価値を認めてもらえる」「成長を感じられる」職場をどう用意するか。
今後の教育方法も見直しながら考えていきたいと思います。
 
それでは、今回のお役立ち情報をお届けいたします。
 
2年連続で全国の最低賃金額が大きく上昇しています。
物価高の中、賃上げに関するニュースもよく耳にするようになりました。
 
厚生労働省より賃金引上げ特設ページが公開されました。
内容は3点で
①賃金引上げに向けた取り組み事例紹介
②地域・業種・職種ごとの平均的な賃金検索機能
③賃金引上げに向けた政府の支援策紹介
となります。
◆賃金引上げ特設ページ
https://pc.saiteichingin.info/chingin/
 
また、従業員がやりがいをもって働ける職場環境についても紹介されています。
◆グッドキャリア企業アワードの紹介
従業員の自律的なキャリア形成支援について模範となる取り組みを発信しています
https://www.mhlw.go.jp/content/11805001/001046513.pdf
 
参考になりそうな取り組みはどんどん共有させていただきます。
引き続きよろしくお願いいたします。

2023.01.31

「採用ターゲットを「誰でも歓迎」からあえて「学生」に~

暦の上ではもうすぐ春ですが、まだまだ寒い日が続いていますね。 

今年もお世話になります。株式会社広報企画センターです。 

 先日の大雪の際には帰宅するのをやめて金山に三泊しました。

会社から徒歩1分、大浴場もありホテル時間を満喫、朝食バイキングも美味しくいただき、

居心地の良さに自宅に帰りたくない病を患っております。

昨年から続いておりました咳はようやく治りかけ、油断をしないように気を付けておりますが

インフルエンザも流行中のようですので皆様も体調管理にはお気をつけください。

それでは、今回のお役立ち情報をお届けいたします。

 

◆ジョブズリサーチセンター230125更新記事

「採用ターゲットを「誰でも歓迎」からあえて「学生」に~「働き手目線」のメッセージづくりで、応募0件から55件に~

https://jbrc.recruit.co.jp/case/case002544.html

 

まもなく受験シーズンも終わり、新高校生・大学生さんが入学される春を迎えます。

リクルートでは毎年「春の特別号」と冠しまして、各大学の入学式や教科書販売の時期にサンプリングする特別号を企画しております。(今年は320日発行)

初バイトでの経験が今後のアルバイトの基準になりますが

「家の近くか、学校の近くか、普段遊ぶエリアか」「シフトの融通きくところがいい」「おいしいまかない付き」などなど、様々な希望があることも事実。

その一方で「実務の職場環境」「1日の仕事の流れ」「最初の壁」「こういうところに注意」など

実務のイメージに近い情報はあまり開示されていません。

気軽に応募できる今だからこそ、他社との違いについてちゃんとアピールできるといいですね。

2022.12.23

ホワイト企業を辞める若者

 本年も格別のお引き立てをいただき、ありがたく御礼申し上げます。

株式会社広報企画センターです。
 
来年も変わることなくお付き合い下さいますよう、お願い申し上げます。
それでは、今回のお役立ち情報をお届けいたします。
 
◆「ホワイト企業」を辞める若者が急増
先日、ネットニュース・各サイトで取り上げられましたこの問題。
「ホワイトか」「ブラックか」という言葉か先行し、就活や転職の際に大きな影響を与え、
企業側は「働き方改革」を迫られ、「ライフワークバランス」に注力した社内体制を用意することになりました。
 
そんな中で、今「ホワイト企業だから辞めたい」若者が急増しているとのこと。
一体どういうこと?と思ってしまいました。
 
若者の仕事について研究を行い、「ゆるい職場」の著者でもあるリクルートワークス研究所・古屋主任研究員によると
「大きな会社に入ってしまえば、安心だという時代ではないということに、若者が気付いたということが大きいのかなと思います。
職場でぬくぬくとしていると、このまま自分の安定した仕事人生を歩み続けられるのか。
もっとスキルや経験を身に付けなくて、大丈夫なのかどうか不安になってしまう」とのこと。
 
実際に就活中の学生さんや転職希望者さんたちと面接をしていても、
志望動機の中に「やりがい」「成長」という言葉がでないことはありません。
 
転職が当たり前になり、「自分の価値」「他社からの評価」に対して敏感になる若者が多い中、
その企業に入社したことで自分になにができるようになったか、を明確にしたい気持ち(焦り?)がでているようです。
 
3ヶ月、3年といった区切りのタイミングで上司との面談や会社からの評価があれば
退職を選ぶことも少なくなるのではないでしょうか。
定着率問題には他にも様々な課題があると思いますが
解決策の一つとして「あなたには○○を期待している」「○○を評価している」などの声掛けから始めるのはいかがでしょうか。
来年は一人でも多くのスタッフさんがやりがいや希望をもって仕事に取り組んでいただける年にしたいですね!
 
時節柄、ご多忙のことと存じますが、くれぐれもお身体にはご自愛くださいませ。
来年もどうぞよろしくお願い致します。

2022.11.28

離職問題について

 日頃は格別のお引き立てをいただき、ありがたく御礼申し上げます。

株式会社広報企画センターです。
気付けば今年も残り1ヶ月。
いつまでも食欲の秋を言い訳にはできないので、体重管理と体調管理に気を配らないといけません。
季節の変わり目は体調を崩しやすくなるので、皆様もお身体にはお気を付けください。
それでは、今回のお役立ち情報をお届けいたします。
 
日本国内でも採用環境が日々変化しておりますが、
アメリカでの実例をふまえたデータがありましたので今後の参考にしていただければと思います。
◆リクルートワークス研究所
【インタビュー総括】米国企業は、採用難や従業員の離職の問題にどのような対処をしているか
https://www.works-i.com/column/trend2022/detail011.html
 
労働人口の減少はすでに目に見えて現れています。
労働力の確保として、シニアの活用、主婦さんの活用、外国人労働者の活用の3本柱を立てておりましたが
円安の影響により外国人の日本離れが進んでいます。
また、ライフワークバランスにつきましても対応できる大手企業はありますが
中小零細企業としては理想と現実に大きなギャップがあることも事実です。
これが今後も続きますと格差は広がるばかりとなり、ホワイト/ブラックという言葉で線引かれ、ますますの採用難が予想されます。
業務の分業化をはじめ、機械化、委託化も必要となります。
少しでも早く手を打つためにも良い取り組みはどんどん共有させていただきたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
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