採用お手伝い通信

中途採用

2023.06.20

自己分析ツール

日頃は格別のお引き立てをいただき、ありがたく御礼申し上げます。
株式会社広報企画センターです。
 
早いもので2025年卒向けのインターンシップがスタートしました。
年々、採用スピードが速くなり、2024年卒の内定者は5月時点で7割を超えています。
中途採用市場での人手不足感が、新卒のマーケットに大きく影響を与えています。
 
今まで求人媒体や検索エンジンで労働者が応募してくれるのを「待つ」ことしかできなかったところから
転職潜在層まで人材を「獲りに行く」ことを考える必要がでてきました。
 
■未来予測2040 労働供給制約社会がやってくる
https://www.works-i.com/research/works-report/2023/forecast2040.html
※出典:リクルートワークス研究所
 
また、人数の確保はもちろんですが
採用した人材が「活躍」できる環境をどう整えるか、も同時に考える必要があります。
ただでさえ応募数の確保が難しい中、いかに離脱者を減らすか、そこに注力し
当社ではどんなタイプの人材が活躍しているかを調べるため、
リクルートマネジメントソリューションズが作成している自己分析ツールで
仕事に対する指向・価値観のタイプを診断しました。
 
タイプは次の8種類に分類されます。
〇=強みの特徴 ●=弱みの特徴 (あくまでも特徴のうちの一つです)
※以下が当社の結果です
 
<1>活動的なイノベーター
○好奇心が強く、柔軟な発想で新しいものを作り出していくことを好む
●新しいことへの関心が強いため、ひとつのことをやり遂げずに終わってしまう
 
<2>わが道を行くパイオニア…田中、王
○オリジナリティを大切にしながら、新しいものを作り出していこうとする
●自分のスタイルにこだわるあまり、周囲に考えが理解されにくいことがある
 
<3>人を巻き込むコーディネーター
○自分から周囲に働きかけ、和気あいあいとした雰囲気を作ろうとする
●さまざまなことに関心が向かうため、細かいことをおろそかにしてしまうことがある
 
<4>共創を求めるチームワーカー…後藤、スタッフA
○気心の知れた仲間とともに、新しいテーマに取り組んでいくことを好む
●人間関係を大切にするあまり、はっきりと意見を主張するのをためらってしまうことがある
 
<5>ポジティブな実践派
○周囲とコミュニケーションをとりながら、主体的に課題に取り組む
●手堅く慎重にすすめようとするあまり、思い切りのよい判断ができないことがある
 
<6>冷静なエキスパート…中島、松浦、スタッフB
○自分の考えを大切にしながら、マイペースに課題に取り組む
●自律的に物事を進めようとするあまり、周囲に考えや意見が判断されにくいことがある
 
<7>頼りになるオーガナイザー
○周囲と協力しながら、課題を着実にすすめることを好む
●確実に進めていこうとするあまり、無難な方法を選んでしまうことがある
 
<8>堅実なサポート役…山中、スタッフC
○現実的な視点から状況をとらえ、手堅く物事を進めていくことを好む
●着実さを重視するあまり、新しいアイデアを取り入れることに抵抗を感じてしまうことがある
 
結果としては、営業、制作、事務、アシスタントという職種の特性があらわれた部分もありますが、
マイペースな当社メンバーらしいバラつきでした。
それぞれの強み、弱みをカバーできる関係性が見える化できてよかったと思います。
 
その上で、動画での会社紹介をすることにしました。
※まずはSNS世代への告知をスタートします。
どんな仕事をしているのか、どんな人が活躍しているのか、
新卒(社会人未経験)の方でもイメージできるような動画を準備中です。
 
企画は6が。制作は4の2人が中心で、2の2人を登場させます。
まずは週に1本あげていくことからスタートします。
近々みなさんにもご披露できると思いますので、楽しみにしていてください。
新たな採用手法で成功したら、是非参考にしていただきたいと思います。
オファーもお待ちしています。

2023.05.25

若手男性の採用について

 日頃は格別のお引き立てをいただき、ありがたく御礼申し上げます。

株式会社広報企画センターです。
 
最近、特に若手の男性の採用ができないというご相談を多くいただいています。
募集職種は様々です。営業であったり、ドライバーであったり、リフト作業員であったり。
特に売り手市場といわれる昨今では正式なデータとしては出されていませんが、
感覚値として20代・30代の男性からの応募が少なくなっているような気がします。
 
新卒や中途で過去面接した中では、
「成長できるか」「教育制度はどうなっているか」「どんな仕事内容か」という職種に関する質問と同じくらい
「休みはあるか」「福利厚生は整っているか」「将来の見通しはどうか」などの質問を受けています。
ジョブ型雇用という考え方が一般的になってきたためかもしれません。
 
内閣府が公表しているデータでは
特集 若者の仕事観や将来像と職業的自立,就労等支援の現状と課題
https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h24gaiyouhtml/html/gtoku.html
 
若者の52.9%が「仕事よりも家庭を優先する」としている他、
40歳くらいになった時には
「親を大切にしている」、「幸せになっている」、「子どもを育てている」と答える割合が相対的に多くなっています。
 
一方「子ども・若者ビジョン」においても大人社会の在り方の見直しとして
「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)」の実現に向けた取組を進めることが必要とされています。
 
募集の際にはこういった背景をベースにどのような受け入れ態勢なのか、
将来の見通しはどうか、どんなスキルが身に付き、将来どんなことに関われるのかなどについても記載していく必要があるかと思います。
ここまで書かなきゃいけないのか…と思われるかもしれませんが、今後ますます情報開示が必要となってきます。
是非、前向きにご検討ください。

2022.12.23

ホワイト企業を辞める若者

 本年も格別のお引き立てをいただき、ありがたく御礼申し上げます。

株式会社広報企画センターです。
 
来年も変わることなくお付き合い下さいますよう、お願い申し上げます。
それでは、今回のお役立ち情報をお届けいたします。
 
◆「ホワイト企業」を辞める若者が急増
先日、ネットニュース・各サイトで取り上げられましたこの問題。
「ホワイトか」「ブラックか」という言葉か先行し、就活や転職の際に大きな影響を与え、
企業側は「働き方改革」を迫られ、「ライフワークバランス」に注力した社内体制を用意することになりました。
 
そんな中で、今「ホワイト企業だから辞めたい」若者が急増しているとのこと。
一体どういうこと?と思ってしまいました。
 
若者の仕事について研究を行い、「ゆるい職場」の著者でもあるリクルートワークス研究所・古屋主任研究員によると
「大きな会社に入ってしまえば、安心だという時代ではないということに、若者が気付いたということが大きいのかなと思います。
職場でぬくぬくとしていると、このまま自分の安定した仕事人生を歩み続けられるのか。
もっとスキルや経験を身に付けなくて、大丈夫なのかどうか不安になってしまう」とのこと。
 
実際に就活中の学生さんや転職希望者さんたちと面接をしていても、
志望動機の中に「やりがい」「成長」という言葉がでないことはありません。
 
転職が当たり前になり、「自分の価値」「他社からの評価」に対して敏感になる若者が多い中、
その企業に入社したことで自分になにができるようになったか、を明確にしたい気持ち(焦り?)がでているようです。
 
3ヶ月、3年といった区切りのタイミングで上司との面談や会社からの評価があれば
退職を選ぶことも少なくなるのではないでしょうか。
定着率問題には他にも様々な課題があると思いますが
解決策の一つとして「あなたには○○を期待している」「○○を評価している」などの声掛けから始めるのはいかがでしょうか。
来年は一人でも多くのスタッフさんがやりがいや希望をもって仕事に取り組んでいただける年にしたいですね!
 
時節柄、ご多忙のことと存じますが、くれぐれもお身体にはご自愛くださいませ。
来年もどうぞよろしくお願い致します。

2022.11.28

離職問題について

 日頃は格別のお引き立てをいただき、ありがたく御礼申し上げます。

株式会社広報企画センターです。
気付けば今年も残り1ヶ月。
いつまでも食欲の秋を言い訳にはできないので、体重管理と体調管理に気を配らないといけません。
季節の変わり目は体調を崩しやすくなるので、皆様もお身体にはお気を付けください。
それでは、今回のお役立ち情報をお届けいたします。
 
日本国内でも採用環境が日々変化しておりますが、
アメリカでの実例をふまえたデータがありましたので今後の参考にしていただければと思います。
◆リクルートワークス研究所
【インタビュー総括】米国企業は、採用難や従業員の離職の問題にどのような対処をしているか
https://www.works-i.com/column/trend2022/detail011.html
 
労働人口の減少はすでに目に見えて現れています。
労働力の確保として、シニアの活用、主婦さんの活用、外国人労働者の活用の3本柱を立てておりましたが
円安の影響により外国人の日本離れが進んでいます。
また、ライフワークバランスにつきましても対応できる大手企業はありますが
中小零細企業としては理想と現実に大きなギャップがあることも事実です。
これが今後も続きますと格差は広がるばかりとなり、ホワイト/ブラックという言葉で線引かれ、ますますの採用難が予想されます。
業務の分業化をはじめ、機械化、委託化も必要となります。
少しでも早く手を打つためにも良い取り組みはどんどん共有させていただきたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
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