松井真美(ますみ)さんは、中途社員として2024年10月1日、広報企画センターに入社しました。入社のきっかけは、indeedに掲載されていた「SNS事業の営業募集」という求人広告です。
もともと松井さんは、2人の息子さんが所属している野球チームのInstagramアカウントを開設し、そこで動画の投稿していました。自己流で勉強していましたが、徐々に動画作成が楽しくなり、夢中になっていきました。営業の経験はありませんでしたが、「自分の得意なことを仕事にできるかもしれない」そんな思いで広報企画センターに応募しました。
面接で訪れたときは、対応が優しく穏やかでアットホームな雰囲気の会社、という印象でした。「ここなら、みんなと仲良くできて働きやすそうだ」と感じました。面接官が社長だということで、少し構えていた松井さんでしたが、田中社長は明るく気さくに会話をしてくれたので安心できました。採用が決まり入社してからは、メンバーそれぞれに個性があり、楽しい職場だと感じています。中でも特に接点が多いのは先輩の矢野さんです。「私よりも年下で、入社も半年しか違わないんです。それなのに、今年社会人になったばかりとは思えないほどしっかりしていて、アドバイスも的確にしてくれます」と、矢野さんをとても頼りにしています。
松井さんの前職は飲食店での接客スタッフです。もともと人と話すことが好きなこともあり、接客と営業はどちらも人と関わる仕事ですから抵抗感はありませんでした。しかし、いざ営業を始めてみると、接客とは異なる点が多くあることに気づきました。それは、接客ではお客様が店を選んで来てくださることに対して、営業はこちらからお客様のもとへ伺うこと。求人広告の営業は既存のお客様への営業が中心ですが、SNS営業は基本的に新規営業。決してお客様から選ばれているわけではないということです。周りの友人などからも「営業は大変だよ」と言われていたこともあり、門前払いをされたりキツイ言葉を投げかけられたりするのでは、という不安を持っていました。ところが、意外にも優しい態度で話を聞いてくださるお客様が多く、当初抱いていたマイナスイメージは払拭されていきました。「次はどこのお店に行ってみようか」と新たな営業先を探す中で、様々な発見もあり「新規飛び込み部隊としての営業が楽しい!」と思えるようになりました。
現在、松井さんは新規顧客をリストアップし、InstagramやYouTubeなどSNS活用をお勧めする営業をしています。車を走らせながら、初めて訪れるお店や会社で初めて会う人と話をすることが楽しい。そして、趣味で始めたInstagramの動画投稿という、自分が得意とするSNS運用を仕事にできることにやりがいを感じています。
次号では、松井さんが日々の営業活動でどんなことに気をつけているのか、今後はどんな仕事をしていきたいかをお伝えします。