得意なことを活かすためのジョブチェンジ

20244月に入社した矢野愛梨(やのあいり)さんは入社して7ヶ月目の11月に営業から営業サポートにジョブチェンジ(職種変更)をしました。
広報企画センターでは、日頃の業務での様子や本人の特性を見て、ポジションや働き方の変更を提案するようにしています。
もちろん本人からの希望も考慮しており、今回のジョブチェンジは矢野さん本人から相談があってのことです。
営業を希望して入社した矢野さんですが、仕事をしていくうち、徐々に「営業は自分には合わないのでは」という違和感を抱き始めました。
お客様と会って話を聞くことは楽しいのですが、売上げの目標数字を持つこと、それに追われることにプレッシャーを感じるようになったそうです。
お客様に会うことも会社の人達も好きだけれど営業を続ける自信がない、という葛藤を抱え日々悩みながら仕事を続けていました。
退職を考えたこともありましたが、よく考えた末に勇気を出して、今の気持ちを田中社長に相談しました。
そのとき田中社長が言ってくれたのは「やっと話してくれたね」。
その言葉を聞いて胸のつかえが取れ、話してよかったと安心しました。
田中社長は、日頃の矢野さんの様子や表情などから、悩みを抱えていることや、
矢野さんの仕事ぶりからもサポート役が向いていることに気がついていました。
話し合った結果、営業から営業サポートにジョブチェンジすることが決まったのです。
ポジションが変わってから、矢野さんはこれまで以上に自分の得意なことを活かした仕事ができるようになりました。
田中社長の訪問に同行してお客様の話を聞いたり原稿の手配や広告の設定などを行うこと、
後輩が自信をもって営業できるためのノウハウの共有やサポートをすることなどです。
もともと人に教えることは得意で、学生時代には塾講師の経験もあります。
後輩本人が気づかない苦手な部分をアドバイスする、
田中社長から教えてもらったことを自分なりに解釈し、苦手な部分を補うことで会社全体の営業力をアップしていきたい。
現在は、後輩の松井さんや宇井くんとロールプレイなどを行い、自分が学んできたことを伝えています。
矢野さんから見た松井さんは「営業としてのガッツがある人」。一方、宇井くんは「分析が得意な人」。
営業が好きな二人とは得意なことが違うため、お互いに刺激し合いながら勉強できる仲間でもあります。
ジョブチェンジをして変わったことはいくつかあります。
これまで営業として田中社長に同行していたときは、自分の営業に活かせる技術を学ぼうとしていました。
しかし、営業サポートとして同行するようになってからは、話の組み立て方やお客様の反応を見て、
後輩のロールプレイや指導にいかに活かせるか、という目線に変わりました。
人のサポートをする、という矢野さんにとって得意分野であるポジションに変わったことで、
意識も仕事の仕方も「自分のため」から「人のため」に変わってきたのです。
次号では、矢野さんが新たなポジションでどんなポイントに気をつけているのか、日々の仕事ぶりについてお伝えします。
インタビュアー/株式会社Siren 菱田さつき