社会人って思ってたより悪くない

東京でリモートワークを始めて2年目の山中さんは、自分なりに仕事とプライベートとのバランスが取れるようになってきました。
仕事は平日の午前9:0012:00の3時間勤務、午後からはプライベートの時間です。
山中さんは中学生の頃から、何歳くらいで結婚したいか、どんな仕事の仕方がしたいのかなど、自分の人生設計を考えていました。
会社側からテレワークや時短勤務の提案をしてもらえたことで、理想のライフスタイルが過ごせていると感じています。
営業からキャリアチェンジした山中さんの主な業務は、自社ホームページ作成、InstagramYouTubeTikTokなどSNS用の動画編集や投稿です。
イレギュラーな業務として、広報企画センターに応募してくださった方への一次面接をオンラインで行うこともあります。
ホームページやSNSはお客様からのお問合せがあるように、企画や編集を行います。
今まではリクルート社の求人メディアを中心にサービスを提供していましたが、採用手法が変化する中で媒体だけで解決できない課題も増えてきました。
特に若手からのリアクションを増やすためにはSNSの併用が欠かせません。
何気なく使っているツールをどうしたらより見てもらえるかという視点は求人広告を作る上でも重要なポイントだったため
「誰に 何を どう伝えるか」という広告作成のノウハウが活かせています。
面接の際に気をつけているのは、話しやすい雰囲気を作ること。
オンラインとはいえ最初の面接は誰もが緊張するもの。
応募者さんがなるべく自分を出せるよう、話しやすい環境作りに努めています。
具体的には、笑顔で対応すること。相手が答えやすい内容の質問から投げかけること。
山中さん自身が、面接を受けた時のことを思い出して「こういう面接官なら話しやすかったなあ」ということを心がけています。
実際、山中さんの面接を受けて広報企画センターに入社した後輩たちは「山中さんの柔らかい雰囲気で、あまり緊張せずに話せた」と、当時を振り返っています。
自分が面接をして入社した後輩たちが楽しく仕事をしつつ成果を出せるようサポートしたいと考えています。
今後は家族を増やしていきたいと思っています。
夫は積極的に家事をサポートしてくれるので、子育てをしながら仕事を続けていくことに不安はありません。
仕事をしながら、取得したい資格の勉強もしたいと考えています。
そして、年齢を重ねていっても、人の意見を聞けるような大人にはなりたい、柔軟に環境の変化についていけるようになりたいと思っています。
広報企画センターで働い中で感じるのは、会社側の受け入れ態勢や育て方が自分に合っていてよかった、ということ。
キャリアアップが明確で成長を実感できたことや、仕事に追われずやりがいや魅力を感じられる余裕ができていること。

新しく社会人になる皆さんは、新たな環境に不安を感じている方も多いでしょう。
山中さん自身も新人の頃はよくわからないことが不安でした。
しかし今では、望んで行動すれば自分が思い描いていた人生に向かっていけると実感しています。
「不安を抱いている新社会人の皆さんには『社会人って、思ったよりも悪いくないよ』と伝えたいです」と、明るい笑顔で話してくれました。
インタビュアー/株式会社Siren 菱田さつき