広報企画センターはどんな会社？～お客様への貢献＝自分の成長～
広報企画センター 取締役営業部長 田中孝明さん（以下田中さん）が現在の会社に転職したのは今から20年前、28歳の時でした。それまで勤めていたのは、株式会社リクルート。「リクルートする」など就職や転職の代名詞にも使われるほど誰もが知る大手企業です。しかし当時の田中さんはジレンマを抱えていました。それは、メーカーであるがゆえ、お客様にフィットしたものが勧められないこと。例えば当時の部署では、正社員を募集したいお客様にアルバイト専門求人誌を勧めなくてはならないという状況で、「これではお客様のためになっていないのでは？」と感じることも。そこで自分が本当にやりたいことを実現するために転職を決意しました。
数ある企業の中から広報企画センターに決めた理由は、当時リクルートでお世話になったマネージャーから勧められたため。田中さんの性格を知ったうえで、「ここなら活躍できそうだ、田中にピッタリだ」とマネージャーは判断。田中さんも原社長と面談したのち、転職しました。
入社してからは、今まで取り扱えなかった様々な媒体を取り扱えるようになり、お客様に勧められる提案が一気に広がりました。目指していた「お客様にベストな提案をする」ことが実現できる環境になったのです。
営業の仕事で一番嬉しいのは、お客様が受け入れてくださった時。お客様のご要望にフィットした提案ができたことに加えて、「田中さんが言うなら」と信頼してくれたからに他なりません。
「充実感があって仕事が楽しかった。毎日終電で帰るくらい仕事ばかりしていました」と田中さんは笑顔で入社当時を振り返ります。しかし始めから全てがピッタリ合ったわけではなく「自分が会社に合わせた部分もある」ようです。それは、創業者である原社長と田中さんの仕事観の違いにありました。
原社長は全力でお客様に尽くせる人。一方で田中さんは、自分の成長や評価が大切。二人の価値観は全く違ったのです。しかし「どんなやり方でもどんな気持ちでも全力でお客様に向き合うことには変わりはない」と原社長から教わり、一所懸命やっていれば「自分の成長」と「お客様のため」は矛盾しないと理解するように。自分が大切にすることと会社がやりたいことが少しずつ繋がるようになりました。
就職や転職をする時に大切なことの一つに「自分にピッタリ合う会社」を探すのではなく、「同じ目標に向かえるか」という視点が必要だと思います。
「原社長と僕は真逆なんですよ」と笑いながら話す田中さんの言葉には、お互いを尊重し合う想いが込められていました。
