人の縁を大事にする

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愛知県名古屋市北区に本社を置く桶槽工業株式会社は、「東邦ガスくらしショップ」の看板を掲げ、ガス機器・住宅設備機器の販売と施工、ガス配管の設計を主な業務とする企業です。本社を北区大曽根、営業所を守山区志段味に構えています。創業は大正10年。本社である「オケソー大曽根本店」は100年を超えました。

稲垣要代表取締役社長と広報企画センター田中さんとのお付き合いは25年前から続いています。「人に困ったらすぐ田中さんに電話する」と、稲垣社長はおっしゃいます。「出会った頃から今もずっと変わらず誠実で裏表がない。イヤとは言わないし、お願いしたことや約束はきちんと守る人。だから25年間付き合っている」。

インターネットがなかった頃の求人は、紙媒体でした。田中さんは当時、限られた紙面のスペースでいかにオケソーにマッチした人が来てくれるような、なおかつインパクトのある広告を作るか考え、提案し続けました。毎週企画されている特集の中から、オケソーに合いそうな企画の時に掲載を勧めたり、時代や環境に合わせたアドバイスをしたりしました。またライバルとの差別化を考え、どのような内容なら求職者の目に止まる求人広告ができるのか、強みを考えました。

まずは、歴史があること。これは他社が簡単に真似することのできない強みです。また、東邦ガスの看板と、大手ハウスメーカーとも長いお付き合いがあり、信頼関係ができていること。そして、会社と稲垣社長が最も大事にしている「誠実さ」。一歩ずつ着実に取り組み、お客様を大切にして仕事をする姿勢をアピールしました。当時の求人広告を見て入社された方の中には、今年勤続30年を迎えたベテラン社員さんもいて、今でも稲垣社長を支えています。

長く会社を経営していれば、人の入れ替わりは避けられません。「会社にも人にも、良い面と悪い面がある。その良い面を受け入れてくれる人が今も会社に残ってくれている。そうでない人は、残念だけれどご縁がなかっただけ」と、稲垣社長は振り返ります。

全ては人のご縁。「どこで誰と繋がっているかわからない。だから縁を大事にする」。当たり前の小さなことを疎かにしない。稲垣社長自身が実践していることを、日々伝え続けているからこそ、お客様から信頼され会社が存続できるのではないでしょうか。では、具体的にはどんな経営戦略や人材教育の取り組みをされているのでしょうか。長い歴史の陰にはどんな努力があるのか、次号でお伝えします。

インタビュアー/株式会社Siren 菱田さつき

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