かゆいところに手が届く営業
愛知県名古屋市南区にオフィスを構える株式会社M.ニューコンは、人材派遣業をメインに、業務請負業、保険代理店、アスクル代理店などの事業を展開しています。
社名は、親会社である丸太運輸株式会社の頭文字「M」と、「入魂」を組み合わせて付けられました。
メイン事業である人材派遣部門でチームリーダーを務める大澤浩二(おおさわこうじ)さんは入社15年目のベテランです。
以前は、金融、製造、保険などの業界で営業をしていました。
もともと人と話すことが好きだったため、学生の頃から仕事するなら事務職や製造職ではなく営業職がいいと考え、ずっと営業畑でキャリアを積んできました。
M.ニューコンを知ることになったきっかけは、知り合いの紹介でした。
大澤さん自身も最初は派遣社員として働き始めたそうです。
「長く勤めるつもりではなかったんですけどね。気がついたら正社員になって15年経っていました」と笑顔で話してくださいました。
広報企画センターとの付き合いは10年以上になります。
以前、採用を担当していた大澤さんの上司が異動になったことで業務を引き継ぎ、田中社長と出会いました。
田中社長の最初の印象は「物腰は低いけど、頭が良さそう。真摯によく話を聞いてくれる人」。
自分がわからないことでも興味を持って理解しようと努力する姿勢は、同じ営業職として通ずるところがあり、大澤さんも参考になったそうです。
田中社長がたくさん質問をしてくれることで、自分でも言語化できなかったことに気づかせてくれこともありました。
採用に苦戦している企業は多く、M.ニューコンも例外ではありません。
求人の方法も多様化し、外部に依頼せずとも自社で完結できるような仕組みもあります。
また、同業他社からのアプローチも数多くあります。
それでも大澤さんが広報企画センターに依頼を続けるのは、田中社長とのやりとりはかゆいところに手が届けてくれるから。
プロフェッショナルとして日々変化する求人環境に対応できる為にもノウハウが欲しいからです。
慢性的に人手不足の今、大澤さんは業務を部下に任せるだけでなく、自分自身がさらに力を入れて取り組まなければならないと考えています。
「今後は今以上にプロからのアドバイスが欲しい。以前提案してくれたことの繰り返しでもいいので、こちらが忘れていることを前提に何度も教えて欲しい」と、
期待を込めて話してくださいました。
次号では、人材派遣業界の動向、そして大澤さんが営業として大切にしていることなどをお伝えします。
インタビュアー/株式会社Siren 菱田さつき