株式会社サンライズは岐阜県岐阜市に本社があり、下呂市と中津川市にも事業所を置く警備会社です。
『私たちが安全の象徴(シンボル)に』をミッションに掲げ、岐阜県全域の安全を守る仕事をしています。
主な業務は、道路工事の交通誘導警備、鉄道に近接する工事での列車見張り業務などです。
代表取締役の野口明義社長と田中社長とのお付き合いは約10年前から。
それ以前から、広報企画センターで求人広告を出してくださっていましたが、
野口さんが代表になるタイミングで担当が田中(当時営業部長)に代わったことでよくお話をするようになりました。
田中に、野口社長が社長になってから「こんな広告にしたい、こんなことをしたい」と要望を伝えると
「それはできません」とキッパリ伝える田中さんに対し、野口社長は「ずいぶん固い人やなあ」と思われたそうです。
しかし、それは悪い印象ではなく「適当に調子を合わせるのではなく、違うものは違うと正直にいってくれる人の方が間違いない」と感じてくださいました。
また、田中さんは「それはできない」と言うだけでなく、必ずそこで代替案を出してくれることもあり、信頼してくださるようになりました。
長い間、広報企画センターとお付き合いをしてくださっている理由は「ワンストップでやってくれて、こちらの思いをしっかり記事にまとめてくれるから」。
これまで他社でも求人広告を出されたことはありますが、最初の営業、取材をする人、記事を書く人が違うなどで、
なかなか思いが伝わらず手間がかかってしまうことがあったそうです。
広報企画センターでは、そのすべてをひとりの営業担当が行う『ワンストップサービス』を大切にしていることが、野口社長の思いとマッチしました。
株式会社サンライズが掲げている『従業員が第一優先。
日本一従業員に優しい警備会社』。この思いを求人広告で伝えることは難しいと野口社長は感じています。
そこで、大切にしているのは、募集の際に嘘をつかないこと。
実際に働いてみたら広告に掲載していたことと違った、ということがないように、福利厚生や給与なども掲載どおりに実施しています。
「採用面接の際にも会社側は嘘をつかないことを約束するので、求職者の方も何でも正直に話してほしい」とおっしゃっていました。
田中社長も嘘を付かずに正面から向き合ったことで気に入られたのかもしれません。
警備業界に限らず、若い年齢の方の採用は年々難しくなっています。
会社のホームページの充実やSNSでの発信はもちろんですが、何よりも入社してくれた人を大切にしたいという思いから、教育や研修にも力を入れています。
次号では、従業員を大切にするために具体的にどのような取り組みをされているのか、また警備業界の今後などについてお伝えします。
インタビュアー/株式会社Siren 菱田さつき

