ホワイト企業だから辞めたい若者たち

◆「ホワイト企業」を辞める若者が急増
先日、ネットニュース・各サイトで取り上げられましたこの問題。
「ホワイトか」「ブラックか」という言葉か先行し、就活や転職の際に大きな影響を与え、
企業側は「働き方改革」を迫られ、「ライフワークバランス」に注力した社内体制を用意することになりました。
 
そんな中で、今「ホワイト企業だから辞めたい」若者が急増しているとのこと。
一体どういうこと?と思ってしまいました。
 
若者の仕事について研究を行い、「ゆるい職場」の著者でもあるリクルートワークス研究所・古屋主任研究員によると
「大きな会社に入ってしまえば、安心だという時代ではないということに、若者が気付いたということが大きいのかなと思います。
職場でぬくぬくとしていると、このまま自分の安定した仕事人生を歩み続けられるのか。
もっとスキルや経験を身に付けなくて、大丈夫なのかどうか不安になってしまう」とのこと。
 
実際に就活中の学生さんや転職希望者さんたちと面接をしていても、
志望動機の中に「やりがい」「成長」という言葉がでないことはありません。
 
転職が当たり前になり、「自分の価値」「他社からの評価」に対して敏感になる若者が多い中、
その企業に入社したことで自分になにができるようになったか、を明確にしたい気持ち(焦り?)がでているようです。
 

3ヶ月、3年といった区切りのタイミングで上司との面談や会社からの評価があれば
退職を選ぶことも少なくなるのではないでしょうか。
定着率問題には他にも様々な課題があると思いますが
解決策の一つとして「あなたには○○を期待している」「○○を評価している」などの声掛けから始めるのはいかがでしょうか。
来年は一人でも多くのスタッフさんがやりがいや希望をもって仕事に取り組んでいただける年にしたいですね!
 
時節柄、ご多忙のことと存じますが、くれぐれもお身体にはご自愛くださいませ。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
 

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