「いい子」がカラをやぶるには何が必要か

日頃は格別のお引き立てをいただき、ありがたく御礼申し上げます。
株式会社広報企画センターです。
 
4月入社の新入社員を迎えるにあたり、引き続きZ世代について勉強しています。
今回は、金沢大学の教授である金間大介さんの書かれた
『先生、どうか皆の前でほめないで下さい―いい子症候群の若者たち』から学んだことを共有させていただきます。
 
「いい子症候群」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
私もこの本の紹介文を見て初めて知りました。
 
Z世代の中でも「いい子症候群」の若者は他人との差があらわになる状況から逃げたがる。
目立つこと、浮くことを恐れ、
主体的な提案や決定をさけたがる20代の若者たち。
 
競争を強いられたら平均点を取りに行く。
頼まれたらやるけれど自分からは動かない。
 
そんな姿勢に心当たりはないでしょうか。
 
彼らをやる気にしたいなら「目の前の大人がまず挑戦する」姿をみせる。
挑戦して、失敗して、そして次は失敗しないように周りをまきこんでいく。
その中で「協力してほしい」と呼びかける姿に対して若者たちは協力姿勢を見せるそうです。
 
もちろんすべての若者がこれに該当するわけではないと思います。
ただ、「身近な人の為なら頑張れる」けど、「責任は取りたくない」というせめぎあいの中で
自信のない目標には挑戦したくないという気持ちはわかります。
 
成功体験を積むことで彼らが後輩の面倒をみることができるようになれば
自信につながり、定着にもつながると思います。
学びを人に伝えることで学びのPDCAを定着させる、そんなことを考えさせられた一冊でした。
 
あわせてこちらも参考にしてください
■ジョブズリサーチセンターより
採用の知恵袋~面接辞退防止、見落としがちな求人票の穴~
https://jbrc.recruit.co.jp/chie/chie20230314_2629.html
 
<学生版>求職者の動向・意識調査2023 Vol.1「学生アルバイトの変化が分かる、2018・2023年調査比較」
https://jbrc.recruit.co.jp/data/data20230224_2612.html

参考になりそうな情報はどんどん共有させていただきます。
引き続きよろしくお願いいたします。
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