若手採用のポイント

最近、特に若手の男性の採用ができないというご相談を多くいただいています。
募集職種は様々です。営業であったり、ドライバーであったり、リフト作業員であったり。
特に売り手市場といわれる昨今では正式なデータとしては出されていませんが、
感覚値として20代・30代の男性からの応募が少なくなっているような気がします。
 
新卒や中途で過去面接した中では、
「成長できるか」「教育制度はどうなっているか」「どんな仕事内容か」という職種に関する質問と同じくらい
「休みはあるか」「福利厚生は整っているか」「将来の見通しはどうか」などの質問を受けています。
ジョブ型雇用という考え方が一般的になってきたためかもしれません。
 
内閣府が公表しているデータでは
特集 若者の仕事観や将来像と職業的自立,就労等支援の現状と課題
https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h24gaiyouhtml/html/gtoku.html
 
若者の52.9%が「仕事よりも家庭を優先する」としている他、
40歳くらいになった時には
「親を大切にしている」、「幸せになっている」、「子どもを育てている」と答える割合が相対的に多くなっています。
 
一方「子ども・若者ビジョン」においても大人社会の在り方の見直しとして
「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)」の実現に向けた取組を進めることが必要とされています。
 

募集の際にはこういった背景をベースにどのような受け入れ態勢なのか、
将来の見通しはどうか、どんなスキルが身に付き、将来どんなことに関われるのかなどについても記載していく必要があるかと思います。
ここまで書かなきゃいけないのか…と思われるかもしれませんが、今後ますます情報開示が必要となってきます。
是非、前向きにご検討ください。
 

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