「リスキング」「セルフコーチング」はなぜ必要か

「この世は一つの舞台だ。すべての男も女も役者にすぎない。それぞれ舞台に登場しては、消えていく。
人はその時々にいろいろな役を演じるのだ」
イギリスの劇作家、ウィリアム・シェークスピアによる喜劇『お気に召すまま』の有名な一節です。
 
なぜこんなことを取り上げたのかといいますと、
お盆休みの間台風の影響もあり、まるっと1日空いた日がありました。
せっかくだから普段できないことをしようと思い
「リスキング」や「セルフコーチング」について考えてみたのです。
 
もともと舞台関係の検索をしていることが多いため、
コーチング×役割というワードから、上記を参考に「役割」について解説しているページにたどり着きました。
与えられる「役割」は、他者からだけでなく自ら与えることができるということ。
私たちは常に何らかの「役」を演じています。
意識をしなければ「前と同じでOK」と、どんどん楽な方に進んでしまいます。。
 
無理して前とは違う自分を見せようとは思いませんが
頼りがいがあるキャラクターというか、そんな役割は果たしたい。
 
また、メンバーとのかかわり方も同様に見直しました。
「部下を元気にしたい、成長の力になりたい、こういう成長をして欲しい」
「もっと自分たちが世の中に提供していることの価値に誇りを持ってほしい」
「もっとポジティブな影響を与えられるようになりたい」
 
「メンバーは仕事を楽しんでいるだろうか?」
「自分がどのように関わると良いだろうか?」
「どういう役割を果たすことが、メンバーにとって価値があるだろうか?」
こうした自分自身との対話(セルフトーク)は役割を意識した過程で変化したと思います。
 
どんなふうにそれを演じようとしているかに無自覚な人も多いかもしれません。
会社の中で担っている役割、役職はもちろんあるでしょう。
 
本来、同じ役「職」でも、その役「割」は、私たちが自分自身で決められます。
どのように演じるかは、その役割を担う人の自由です。
シェークスピアの言葉通り、私たちが皆役者なのだとしたら、
自分の役割を認識し、どのように演じるかを決めることは、
よい演技(パフォーマンス)につながるといえるのではないでしょうか。
 

【参考資料】
リスキリングはなぜ必要か
https://www.recruit-ms.co.jp/open-course/reskilling_lp/
リクルートマネジメントスクール
 

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