若者は電話が苦手か

先日、「電話業務が苦手なZ世代は7割以上」というネットニュースを見ました。
「友達とLineはするけれど電話しない」
「お店探しの際に電話予約しかないところはリストから外す」
なんてことも当たり前のようです。
 
営業や事務の業務内容に「電話応対」や「アポイント電話」について記載されないケースも見られます。
実際に当社にかかってくる営業電話でもアポインターから電話があり、
営業担当者はWEB商談の時のみ登場というケースも増えています。
ちょっとした質問をしてみても、「その件は営業担当から説明します」と言われ、
「とりあえずアポイントの時間をください」となったりします。
せっかく興味を持っていただいてもチャンスを逃しているように感じてなりません。

電話が苦手=「相手に合わせる」「自分が我慢する」ことが苦手な人が増えている気がします。
その為、営業職やテレオペを希望する人も少ないのだとか。
マニュアル通りに説明はできても、相手に合わせて臨機応変に対応することが難しいようです。
 
学生時代に注意されることが少なくなったことにより、「怒られる(かもしれない)こと」を怖がる人もいます。
先輩や上司が「できて当たり前」といわれることが、「自分にはできない」というストレスに。
そうしたストレスの逃がし方を誰にも聞けず、結果ひきこもりに近い状態になる若者も増えています。
 
業務効率や今後の労働人口減少から考えますと、「分業」はいい手法かもしれませんが
できないことをできるようにするためにはどうしたらいいか、
人材教育についても見直す必要がでているのではないでしょうか。
 
◆参考
若者世代は7割以上が「電話恐怖症」に!?ソフツー「電話業務に関する実態調査」を発表
https://www.miraiai.jp/news/research_231101/
 

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